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別荘をパッシブなPAC住宅に

建替えて 2回目の夏を迎えました

東京都Sさん 2003年建築

東京から別荘のある千葉県勝浦までの移動は、いつも夜。到着した時、以前の家では夏はムッとした空気に包まれ、冬は底冷えする寒さを感じましたが、今の家は玄関ドアを開けると、さわやかな木の香りが迎えてくれます。次の戸を開けると、吹抜けのあるリビング。実際より広々と感じる空間の中に足を踏み入れると、リゾートに来たぞ!気分満開になります。早速ブラインドやシャッターを開け、網戸にすると風が家の中を通り抜けて行きます。もちろん、クーラーは最初から設置していません。
別荘での夜の散歩時、振り返って家の外から見る我が家も好きです。リビングの一部に照明をつけておくだけで、家のほとんどの窓がオレンジ色に灯り、家全体が暗闇の中に美しく浮かび上がる、その存在感も気に入っています。

冬は、何と言っても薪ストーブが楽しみ。実は「かくれん房」を設置したかったのですが、短期滞在型の別荘には不向きとのこと。それならと、前から憧れていた薪ストーブを置くことにしました。シーリングファンと併用し、この冬の暖房は、薪ストーブひとつで充分でした。
設計の段階でリビングの真中に置かれた薪ストーブを見て、夏は邪魔になるのではと家族の中から反対意見が出ましたが、小ぶりのストーブと、吹抜けの天井まで伸びている煙突は夏でも部屋の良いアクセントになっています。冬はもちろん皆、赤い炎に魅せられています。
薪集めも散歩しながらの遊び感覚でできましたが、将来永住した時を考えると、薪集めは結構大変ではと思っています。
先日、度々同行してくれている友人が、天気予報を気にしていた私に言いました。「雨でもいいじゃない。家の中でゆっくりしているだけで、気持ちが良いもの。」と。これは最高の誉め言葉になってますよね。

25年程楽しく利用していた別荘が古くなり、また、管理を親から私達に委ねられたことも重なり、いずれは建替えたいとの思いがありました。その頃何気なく住宅関係の雑誌を読んで知ったのがパッシブソーラー。東京の自宅でもクーラーなしの自然派(?)の私達にはぴったりだと思いました。資料請求で数社に電話したのですが、設計、施工の各段階で、エアサイクルの理論が発揮できるように細かな配慮をしているのはPAC住宅だとの印象を持ちました。実は、営業の女性スタッフと電話で話していて、逆にこちらの生活様式、考え方を聞かれてしまいました。これでほとんど私の気持ちは決まり。
聞いたことのない会社名で???の思いでいる主人と共に、ホテルで開催されていたPACの講演会へ。その後、建築中の現場と入居者宅を数ヶ所案内して頂き、建築をお願いすることにしましたが、建築場所が首都圏から少しはずれてしまい、サポート建築になるとのこと。当時、寝たきりの母がいたこともあり工務店探しから始めるのは無理がありました。事情を説明し、PACさんに丸ごとお世話になることを了承して頂きました。
それからは設計にたっぷりと、一年ほど時間をかけました。主人は「麻雀室、専用の寝室を設けること。退職後は住居とすること。」の絶対条件を出したきり打ち合わせに参加せず。主人の顔を見ていない設計スタッフの方を不安にさせてしまいましたが、男女設計スタッフの方と私の3人での打ち合わせは、楽しい時間でした。

着工から完成まで、数回しか現場に行かれず施工、設計スタッフの方におまかせでしたが、不安はなかったです。もちろん、設計と実際の工事との違いや、4月末の完成後、閉め切っている時が多いためのトラブルも少しありましたが、それらに対する処理の仕方もとても気持ちの良いもので、そのような事もすべて含めて、パッシブで健康なPACを選んだ私の直感は正しかったと一人で悦に入っています。(2004.10掲載)

吹抜けを貫くリビングの薪ストーブが空間にインパクトを与えている。

1階の和室。ゲストを招く機会も多く、1年を通じてセカンドハウスライフを楽しまれていらっしゃいます。


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