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出会いから入居までの5年間。そして今。

神奈川県Oさん 2002年建築

1996年初夏 ホテルの講演会場で
  『家は、日本の風土を抜きに心地よく住むことは考えがたい。工法は外張り断熱、自然の原理を応用し、建物の中の空気が循環するパッシブソーラーPACで…間取りは広がり空間、家族の変化に対応でき…その工法と間取りにより、夏は自然の涼しさ、冬は自然の暖かさを住まいに採り入れる。材質は、国産無垢材や自然素材で家自体を呼吸させ…』と本質的で健康な家の有り様のお話しを聴き、家づくりの模索に大きな方向を見出したようでした。資料を抱え、興奮気味に帰宅したのを昨日のように思い出します。

2000年秋 講演会から4年後、実際のPAC住宅を目にして
子ども達が進学するのを機会に、本腰を入れて検討し始めました。ちょうどその頃、近隣で新築見学会があり、出かけました。
「いいね、僕もこんな家に住みたいな!」と夫と息子の開口一番。これをきっかけに三軒見学し、PAC住宅の現場説明を聞き、改めて理解し建て替えを依頼することにしました。

2001年夏 スケッチブックに夢を託して
「住まいのスケッチブック」を手にしたときは、本当にわくわくしました。限りある敷地と予算と規制の中で、限りない夢と理想の実現をスケッチブックに託し、設計者に委ねました。わがままな私達に惜しみないお知恵を下さり、思いを図面にすることが出来ました。秋には、地鎮祭、上棟式と進み、設備機器など、取捨選択の連続でしたが楽しみが増すばかりでした。

2002年春 完成入居。五感フル回転の我が家
子ども達はそれぞれ、小、中学校に進学し、その数週間後、新しい住まいに移りました。玄関を開けると木の香りが漂い、光と風が広がり空間を流れるのが感じられ、どの場所でも寝ころびたくなるほど、五感がフル回転。
初めての夏。数日、戸締まりをして帰宅しても、ムーとした空気のよどみが無く、床もべとつかず、「なるほど」と感じました。1階の納戸は、家具だらけですが、ひんやりとした涼しさなので、夏でも着替えがとても楽です。子ども達は、ロフトを寝床としていますが、室温が他より高くなりやすく、自然風が呼び込みにくいので、夜はクーラーに頼りました。今年は工夫を施して、対処しようと思っています。
そして初めての冬。朝5時半の2階の室温は、 13〜17℃あります。たいがいは、ストーブをつけずに食事の支度が始められます。かくれん房を設置しましたが、一晩つけると、1週間くらいぬくもりが残るような感じです。脱衣所、納戸など狭いスペースは効果覿面。おかげで1階の押入の寝具は、いつもふんわりとしています。ちょっと、贅沢かな。
収納は、家族4人の生活リズムや、衣・食・学・遊、全ての持ち物を見直したので、ほぼ満足しています。狭小地ですが、広い玄関や脱衣所、時にひとりになれる秘密基地的なロフト、くるりとまわれる台所など、大変気に入っています。

2003年初春  振り返って
PAC住宅の機能はさることながら、家族や友人らと語らい、精気を養い、また家族皆の心身の成長や変化にも対応できそうな、なんとも頼もしい健康な家に仕上がって嬉しく思います。出会いから入居まで5年、一見長いようですが、家族のことをよく知り、よく考えるのに必要な年月だったように感じます。(2003.2掲載)

間口の広い玄関。すのこ状の床板を敷き、床面を一部広げることもできるようになっている。

本棚を挟んで机が並ぶお子さんたちの勉強コーナー。つづくロフトはお子さんたちの遊ぶ・寝るコーナー。

2階はキッチン、リビング、ダイニングといった家族空間から子どもの間まで一つになった空間。


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