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よくある質問

住まい方・住まい心地について

※本文中のリンクされている単語は、PAC用語辞典で解説しています。参考にしてください。

夏、クーラーは使用していないと聞いたのですが。

3通りの実例があります。エアコン自体を設置していない。エアコンは設置しているが、冷房としては使用せずに除湿(ドライ)機能だけを使用している。クーラーとしても使用している。 

クーラーを設置していないお宅の、夏の体感はどうなのですか。

 お子さんが過敏体質でありクーラーの風がよくないなどの理由でエアコンを設置しない例はかなりあります。その声は、「暑さに強くなりました。」「今年はエアコンを設置しようかと思っている内に秋になってしまいました。」「何とかなるもんです。」「我慢できないと思ったのはほんの数日でした。」などが主なるものです。日射遮蔽を徹底し、風通しを図れば暮らせるのではと思いますが、実際は除湿(ドライ)機能を生かして使うこともいいと思います。

エアコンの除湿(ドライ)機能だけで快適に暮らせますか。

実際の声をお聞きしますと、かなり快適にすごされています。この場合も、徹底した日射遮蔽を工夫することが肝心です。

最近は40℃を越える日もありますが、本当に除湿(ドライ)機能だけで大丈夫ですか。

2日間連続して40℃を越えた日の住まい心地とデータが残されています。暑さを意識しないまま、日中お客様と快適にすごされた実例です。かなりの効果です。

除湿(ドライ)機能だけで夏をすごすと、電気代はどうですか。

エアコンの大きさ性能、設置台数で当然違いがありますが、一二階約35坪広がり空間の間取りの家で、家庭用のエアコン2台(大型と小型)を除湿(ドライ)機能のみで夏をすごして1万円もかからなかった例が報告されています。

クーラーの設置方法はどんなことを工夫すればいいですか。

「遠くから間接的に効かす」がキーワードです。できれば、クーラーの姿は「見えない」もポイントです。近くで直接的に効かすと、風が不快、冷たく感じる、温度差が出るなど健康な人にも不健康、ましてアレルギーなど過敏体質の方には耐えられないことだと思います。
特に寝室などは、直接寝室に設置しないで隣の空間から、ロフトからなどの工夫が肝心です。 

シーリングファン(天井扇)は有効ですか。

夏はとても有効です。特に、蒸し暑い日に除湿(ドライ)機能にして、シーリングファンを使うととても気持ちがいいものです。この場合、シーリングファンは1/f の揺らぎのあるタイプがお薦めです、自然の風のような快適さが味わえます。

日射遮蔽はどのようにしたらいいですか。

日射遮蔽の大原則は、「開口部や窓の外側でする」ということです。単純なことですが、現在はあまりやられていません。例えば、ブラインドやカーテンは、窓の内側です。これでは効果は半減してしまいます。なぜならば、ブラインドやカーテンが日差しで熱くなってしまうからです。
すだれやよしずのように、開口部の外で、しかも風が通るタイプが理想です。

窓を開けていると不用心で心配です。

換気用の窓をつくるベストな方法、それは「人も雨も入れない工夫」をすることです。
具体的には、ガラス幅15センチ程度のジャロジー窓にすれば、これが実現できます。就寝時でも長期外出時でもいつでも必要に応じて必要なだけ開放することが出来ます。

天窓は夏暑くなりませんか。

方位にかかわらず、北側でも日射遮蔽をしてください。理想はやはり窓の外ですることです。最近の天窓はアルゴンガスが封入されたタイプもあり、これに外側で日射遮蔽すると85%程度日射カットできます。また、遮蔽幕で光が半減されるタイプは夏の日差しを和らげ、穏やかな光環境をつくるメリットもあります。後付け可能なソーラーバッテリーブラインドもあります。

PAC住宅の暖かさはどういった暖かさなのですか。

躯体内空間の空気循環(エアサイクル)システムと中廊下のない広がり空間の間取りで、建物全体を均一な温湿度環境に近づけることが、PAC住宅のメイン機能です。
家の中どこにいても、温度差を感じにくい、冷たさを感じない、なんとなく暖かい、寒くも不自然な暑さもない、と言った感想です。

実際の温度レベルは。

地域、立地条件、暖房のあり方、生活の仕方、家族の体感温度などで当然大きな差があります。ここでは、おおつかみにお話します。建物全体がほぼ均一になりますが、生活温度の実際の差は大きく、16℃位から22℃程度までの差があります。いずれの温度帯も、それぞれのご家族の満足度は高い様子です。

どのような暖房器具を使用していますか。

PAC住宅は建物全体を均一な温度にしようとするシステムですから、それに相応しいタイプが望まれます。また、アレルギー体質や過敏症の方には風を発生させないものが薦められます。そうした観点から、床暖房を要所に設置する、さらに進めてPAC専用の低温輻射暖房「かくれん房」があります。
その他、住まわれる方の体質や体感は様々ですし、建築場所にもよりますので、各種タイプの暖房器具、例えば、エアコン、深夜電力蓄熱型ストーブ、オイルヒーターや電気ストーブ、また、FF式ストーブ(ガス・灯油)などが使用されています。
また、一種類だけではなく、上記の組み合わせで状況により使い分けるなどされています。

かくれん房」とは、どんな暖房方式ですか。

PAC住宅の床下空間に熱源が設置され、床下空間から躯体内空間全体を暖めることで室内全体を均一に暖める方式です。全ての床面だけでなく全ての壁面と全ての天井面が低温輻射暖房の放熱面になっています。
熱源の設置方法は2つあります。床下の土間コンクリートに温水を流すパイプを埋設する方法と、温水で熱を発生する放熱パネルを設置する方法です。これらを使い分けたりミックスしたりします。熱源は、ガス、灯油がメインですが、小さい建物であれば電気式のヒートポンプも使えます。

「かくれん房」の実際の効果は。

家中、どこに居ても、行っても、温度差を感じにくい均質な暖かさが実感できます。体験されていない方には想像しがたいようです。

「かくれん房」は、建築後のPAC住宅に後から設置できますか。

床下空間に放熱パネルを設置する方法は後から施工ができます。効果も確認されています。

「かくれん房」を使用した場合の暖房費用は。

建築地域、建物の大きさ、家族数、住まい方などで大きな差がありますが、一冬で4万から5万円程度が多いようです。

窓の結露はどうですか。

ガラスやサッシ枠の結露は皆無ではありません。特に新築直後に冬を迎える場合や生活条件ではガラス面やアルミサッシ枠への結露は発生していますが、2年目の冬には激減していますし、実際に窓面の結露が発生している割合は少ないです。

「かくれん房」を使うと室内が乾燥しすぎませんか。

相対湿度は温度と関係しています。温度が高くなれば相対湿度は低くなります。建物全体の温度を20℃程度に保てば普通の住宅ではカラカラの乾燥状態になると思われますが、PAC住宅は湿度を調整する材料がじつにふんだんに使用されているため、やや乾燥ぎみと言ったレベルに保っています。一般的に冬の室内湿度は40から60%の範囲がいいとされていますが、「かくれん房を使用したあるPAC住宅では40%前後のデータになっています。

薪ストーブを使いたいのですが。

都心部で、別荘地で、寒冷地で使用されています。「かくれん房」なしでも十分な効果がでています。

暮らし

下駄箱や押入れなど湿気ませんか。

押入れが湿気で困ったという実例は皆無といえます。下駄箱に、ぬれた靴などをそのまま放り込むなどしたい場合は、PAC住宅ならではのいい方法があります。まず、「かくれん房」で下駄箱の温度をあげ、かつ、本物の漆喰を塗ると、靴をぬれたまま下駄箱内に入れてもカビなどが発生することはほとんどありません。

室内で犬を飼いたいと思っていますが、臭いがこもらないか心配です。

室内の仕上げ材料による所が大きいと思います。湿度を調整する材料は臭いも調整してくれますが、中でも、効果抜群なのは本物の漆喰仕上げです。天井と壁のほとんどを漆喰にすれば、犬たちの臭いがこもってという心配はまずないようです。

無垢の床や漆喰の壁だと、犬に傷つけられませんか。

床は当然傷つきます。その傷が目立たない味になると言った材料を選びましょう。ナラの無垢板などは最適な例です。厚さ20ミリのセラミックタイルもソフトな感触と傷が付かない、呼吸しているなど良い材料です。
意外なのは、漆喰の強さです。犬が爪をたててもほとんど傷つかない、汚れも雑巾などで落ちるなどびっくり効果を発揮しています。
また、漆喰の壁に犬の毛や埃などが付いていることもほとんどありません、これは漆喰が静電気を帯びないためと思われます。

家の中に洗濯物を干してもかまいませんか。

一概に言えませんが、状況しだいです。
窓を開けられるシーズンに、窓を開け風を十分に通して干す分には問題はないと思えます。その場合、開けていても人が侵入できない窓であれば留守中もOKになりえます。
考えなければいけないのは、閉じきる冬です。新築直後、まだ建築中の湿気が残っている、あるいは観葉植物がかなりあるなど室内に湿気の発生要素が多いなどの時は、干さない方がいいと思います。
建築中の湿気も抜け、「かくれん房」などで家全体が暖かく乾燥している場合などは、干してもいいと思います。むしろ、室内に湿気補給という積極的な意味も生れると思いますが、その場合は、室内の各所に温湿度計を置いて、コンスタントに室内の湿度状況を観察し、湿度が常に60%を越えるような状況は避けなければいけません。いずれにしても、窓面の結露は増える可能性があります。窓面は除湿機の役割を果たしますから。

室内に音が反射しているようですが、どうしたらいいですか。

PAC住宅の室内の仕上げ材は、主に、無垢の板、漆喰などです。これらは音を反射拡散しますから、空間によっては響き方が気になる場合があります。そうした場合は、室内に吸音材を置くことが有効です。具体的に言えば、ファブリック(布地)を使用することです。カーテン、カーペット、布地のソファなど面積が大きいものほど効果は高いといえます。

無垢の床板の床の手入れは大変そうですが。

むしろ簡単です。無垢の床板の仕上げは、オイルフィニッシュといって安全な植物油(亜麻仁油系)だけで仕上げます。基本的には、オイルフィニッシュだけでいいと思いますが、頻繁に水濡れが心配されるような場所には蜜蝋ワックスを重ねる場合もあります。
いずれも手入れは簡単です。普段は掃除機、時々雑巾がけでOKです。一年に一度くらい、ご家族でオイルフィニッシュをしていただければ十分です。オイルフィニッシュも蜜蝋ワックスも、ご家族で簡単に塗ることができます。
むしろ問題は、水や汚れをそのまま放置してしまうことです。汚れがしみこんでしまってからでは、なかなか落とすことは難しくなりますし、水分を放置しておくと木のあくが表面に染み出てきてしみのような状態になります。水や汚れをこまめに取り除いていれば、オイルフィニッシュなどは数年に一度様子を見てすればOKという状態になります。

漆喰の天井は汚れませんか。

5年を経たPAC住宅の台所の天井しかもガスコンロの上の漆喰の天井も、新築当時のきれいさを保っています。そこにある煙センサーは定期的に拭いていないとベタベタになってしまいますが、漆喰は静電気を帯びないためか、埃もとてもつきにくいようです。

漆喰仕上げだと梁の周囲などすいてきたり、壁などひび割れが多いのでは。

漆喰は仕上がってしまうと伸び縮みはほとんどしませんが、一方、無垢の木は乾燥すると縮みます。当然、梁はとても太い材料ですから、漆喰の壁に梁が突き出ているような設計であれば、その周囲にはどうしても隙間がでてしまいます。PAC住宅では、施工後1年から2年の間に、梁の周りの隙間を漆喰で埋めるという補修を前提にしています。「かくれん房」を使用して大変に乾燥状態がいい場合でも、1度補修をすると隙間はほとんど目立たなくなります。
また、壁のひび割れなどはほとんど発生しませんが、発生している場合は、梁の補修時などに合わせて修復作業をしています。本物の漆喰を新築時に塗るのは大変な技術を必要としますが、補修は意外と簡単なのには驚かされます。
いずれにしても、本物の家にはきちっとしたメンテナンスはつきものです。

浴室の天井や壁も無垢の板が多いと聞きますが、お手入れが大変なのでは。

サワラの板がよく使われています。
手入れは、何もしていないと言ってもいいようです。入浴後、壁など濡れた場所をシャワーでさっと流して、後は換気をよくするだけといったご家庭が多いようです。板の色は時間とともに当然変化していきますが。
心配な方は、時々、消毒用のエタノールなどをスプレーでかけてもOKです。また、万が一の場合は部分的に木を張り替えることも簡単にできます。
ポイントは、換気を良くすること。防犯のしっかりした窓を開放しておけば理想的です。全開しなくても長時間開けておくことがいいようです。冬であれば、寒くならない程度に開けておく工夫をしてみてください。
もちろん、浴室の換気扇を上手に使用してくださってもOKです。
いずれにしても、お風呂を使用した翌朝、天井や壁の板が十分乾燥していれば問題はありません。朝、使用すると昼くらいには乾燥していることが多いようです。
毎日観察していると乾燥状態は見ただけで判ると思います。

 

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