1.ダイニングから見たリビングと和室、幅をたっぷりとったゆるやかな階段。ここがご家族のくつろぎ空間です。漆喰塗りの天井と壁。無垢のサワラ板張りの床。中央の柱は国産杉の磨き丸太です
2.キッチンは造作でつくりました。ヘアライン(ステンレス)のカウンター。正面面材のタモ突き板はウレタン塗装7分艶消し。引出しにはハーフェレソフトクローズ金物を使用しました。
3.この家の中心となっている吹抜けのあるダイニング。南面する吹抜け上部の窓から陽が入り家中がとても明るい。
アレルギーでお困りだった奥様の家づくりのポイントは、「室内の温度、湿度環境が一定で、漆喰や無垢の木など身体に優しいこと」でした
■素材について
室内の壁と天井は自然素材100%の漆喰です。漆喰を塗る時に混ぜる糊は、銀杏草を現場で炊いて漉して使います。
床は埼玉の飯能の山で伐採されたサワラの無垢板です。サワラ材は少しピンクがかったやさしい色合いと艶が特徴です。
■間取りについて
最優先したのは、大勢で食事ができる陽当たりの良いダイニングスペースです。ダイニングスペースを家の中心にしました。
ダイニングの上には吹き抜けがあり、二階と積極的につないでいます。さりげない家族のふれあいがあり、風通しのいい間取りです。
■PAC住宅は健康住宅
太陽熱と自然の風を利用して、家の中の温度差や湿気の問題を解決するパッシブエアサイクル工法は、電気を使わないシステムですので、万一の停電の時も安心。家の中の環境を快適に維持することが可能です。
家の中の温度差や結露、カビのない家に暮らされている奥様のアレルギー症状は、その後軽減されているそうです。
外張り断熱PAC住宅|アレルギーに強い家|無垢の木と漆喰|サワラの無垢フローリング|勾配天井と吹き抜け|ホウ酸シロアリ対策|地中梁基礎|サワラの板張り天井|ガルバリウム鋼板の屋根|28坪の間取り|相模原で家を建てる
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1.ダイニングから見たリビングと和室、幅をたっぷりとったゆるやかな階段。ここがご家族のくつろぎ空間です。漆喰塗りの天井と壁。無垢のサワラ板張りの床。中央の柱は国産杉の磨き丸太です
2.キッチンは造作でつくりました。ヘアライン(ステンレス)のカウンター。正面面材のタモ突き板はウレタン塗装7分艶消し。引出しにはハーフェレソフトクローズ金物を使用しました。
3.この家の中心となっている吹抜けのあるダイニング。南面する吹抜け上部の窓から陽が入り家中がとても明るい。
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4.リビングに続くデッキ(約6畳)は第二のリビングとして大活躍です。
5.ダイニング上部の吹抜け。丸窓で子供室と繋がっています。天井のシーリングファンは吹抜けのある空間にお勧めです。
天井は無垢のサワラ板貼り。
6.玄関入ってすぐの場所にある洗面室。帰ってきてすぐに手洗いうがいができます。洗面カウンター下部をオープンにするとつま先が当たらず快適です。
7.ハーフユニットとサワラ板張りの浴室。木の香りを楽しめます。
サワラは水湿に強く昔からおひつや桶等によく使われる材料です。
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8.ご主人の書斎コーナー。心置きなく一人の時間を過ごせるスペースにしました。
9.2階ホール。奥は男の子2人の子供スペース。お子様の成長と共に必要に応じて建具や家具で仕切れる様にしました。
10.一階和室。右奥の押入は階段下空間につながっていてスペースを有効利用しました。低い窓を開放すると心地よく風が抜けていきます。開けておいても人が入れない窓は防犯面でも安心です。
11.南側外観。クリーム色の外壁に落ち着いた木製フェンスと緑の植栽が美しく映えています。
玄関の床は豆砂利洗い出しです。タイルに比べて汚れが目立たず、雨の日でも滑りにくいのが利点です。
横長窓:日射対策をしながら程良い明るさが得られます。飾り棚としても使えそうです。 丸窓:「何か面白そうなモノを」という奥様のリクエストにより実現した丸窓。非常に手間のかかる作業ですが見事な職人技で美しい曲線が出ました。
漆喰の壁に付けた男の子2人の手形。 また、外構はご主人のお父様、襖や障子は奥様のお父様による手づくりです。Yさんの家づくりを応援するご家族の思いがたくさん詰まった温かい家ができました。