土地売却と家づくり
Kさんの家づくりは所有される土地の一部を分筆・売却することからスタートしました。土地の売却と健康住宅の設計が同時進行した事例です。計画初期から不動産会社担当の方と二人三脚、土地の分筆、売却、税金にまつわる打ち合わせを、住宅ローンや建物完成までのスケジュール確認などの打ち合わせを重ね、土地の販売が正式に決まった頃から間取りの打ち合わせを開始しました。土地売却もスムーズに進み、ほぼ予定通りの時期に建物をお引渡しすることができました。
賃貸併用住宅も自然素材志向
建物の一部に賃貸用ワンルーム（キッチン･バス・トイレ付き）スペースを設けています。しばらくは家賃収入のある賃貸として、いずれ家族が増えたときには二世帯住宅の一部として使える間取りになっています。賃貸部分も断熱気密サッシ、サワラ板張りの浴室、無垢のフローリング、エコクロス等、自然素材志向の仕上げです。
自然素材・漆喰で楽しく暮らす
植物が大好きで、自然散策にも家族そろってお出掛けされる仲の良いKさんファミリー（大人３人）がそれぞれを尊重しながらも楽しく暮らせる家になりました。一階には客間としても使える和室、そして母の部屋。階段を上がると吹き抜けのあるリビングが広がります。古色塗装と白い漆喰の壁のコントラストで落ち着きのある空間にアンティークな照明器具がアクセント。外から帰ってきた姉や弟も、このリビングダイニングを通ってそれぞれの部屋に行くことになるので、そこでさりげない会話や触れ合いも生まれます。外構については大好きな草花が楽しめる様、玄関アプローチやお庭には土の部分を残し計画。周囲には無垢板に自然系の塗料を塗ったウッドフェンスを立てています。
外張り断熱PAC住宅｜賃貸併用住宅｜無垢の木と漆喰｜サワラの無垢フローリング｜勾配天井と吹き抜け｜ホウ酸シロアリ対策｜地中梁基礎｜サワラの板張り天井｜和室｜ガルバリウム鋼板の屋根｜ロフトのある家｜世田谷で家を建てる
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1.漆喰仕上げの壁・天井。リビングの奥にあるアルコーブのダイニングコーナー。ウォールナットのテーブルと椅子はＫさんが飛騨高山の家具屋さんで購入されたもの。
2.漆喰仕上げの壁・天井。セミオープンの対面式キッチン。背面の収納カウンターはナラの無垢板。扉はタモの突板。 漆喰仕上げ。キッチン奥には勝手口ドアがあり空き瓶などはここから屋外へ。
3.白い漆喰と木部の古色塗装のコントラストが美しいリビング。フローリングは無垢のナラ材。堅木なのでテーブルや椅子を置いても傷が付きにくい素材です。上部に見える細かい桟の障子が趣を添えて。漆喰と自然素材が映えます。
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4.一階和室。斜めラインが優しい表情の床の間。その横には陶芸作家のボールを埋め込んだ洗面コーナーがあります。壁は漆喰仕上げ。天井は無垢のサワラ板張りと自然素材。 雪見障子を少し開けてみずみずしいお庭の緑を楽しみます。
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6.弟の部屋は、趣味の楽器やＣＤなども収納されたクロゼット（写真左奥）と書斎（写真右奥）が充実。漆喰仕上げです。
7.姉の部屋。勾配天井と可愛いインテリアがこの部屋を楽しい空間に。明るくて落ち着く、そんな寝室です。漆喰仕上げです。
8.母の間に置かれているのはベッドと低いキャビネットのみ。シンプルにすっきりと暮らされています。 左の引違い戸の奥は収納スペース。漆喰仕上げ。
トイレのクロスは茶系の落ち着いたトーンのものを選びました。
Ｋさんが道路際に植えた草木たち。道行く人の心も和ませてくれます。
ハーフユニットと無垢のサワラ無垢板張りの浴室。入浴のたびに木の香が楽しめます。
玄関ドアもウォールナット色で統一。洗い出しの玄関土間は汚れが目立たずお手入れが楽、と好評です。
