CONSTRUCTION EXAMPLE

アルバム

Example of full-order custom-built house

建て主様の終の棲家としてまた母の家として、住み慣れた日本家屋の老朽化にともなう建替えの家づくりでした。
都市型住宅地のため、プライバシー・防犯性を守りながら窓を配し、明るさや風通りを良く配慮し、更に取り入れた太陽の光は、直接的でなく穏やかに感じられる取り入れ方を心掛けました。
間取りは、よく集まる娘さんやお孫さんなど、大勢でも楽しめる広さのくつろぎの間を配し、母の間との距離感、一呼吸置ける間を大切にしました。また、水廻りの位置も配慮し、母の間からの動線も確保しています。このように、一見、くつろぎの間が中心に思えますが、実は母の間を中心にして、この家の間取りは出来ています。

完成した家は、建て主様の朗らかな人柄を包みながら穏やかな静けさを感じられる家になりました。


外張り断熱PAC住宅|パーゴラ|外付けブラインドブリイユ|無垢の木と漆喰|ナラの無垢フローリング|勾配天井と吹き抜け|ホウ酸シロアリ対策|地中梁基礎|サワラの板張り天井|ガルバリウム鋼板の屋根|板張りの浴室|文京区で家を建てる|38坪の間取り

光と風を採込む工夫の数々

こだわりの我が家 東京都文京区

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1.引き戸で仕切られた玄関にも廊下のトップライトの光が入るように、引戸欄間部分を透明硝子に。

2.くつろぎの間への廊下部分は、くつろぎの間の奥行きと広さをより感じられるように天井高さを下げた。

3.また玄関引戸枠を畳の間の引き戸枠とつなげてくつろぎの間への視線への示唆を強めている。

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4.畳の間は床高さをくつろぎの間とフラットにし、普段は引戸を開いて畳コーナーとして使い、来客時には引戸で仕切って個室としても使えるようにした。

5.昼間はトップライトからの明るさが障子を通して漆喰の壁に表情をつけている。

6.対面キッチンのカウンター部分に引込み戸をつけ、仕切ることもできるようにした。

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8.階段の一段目を広くし、くつろぎの間との間にちょっとした空間をつくった。階段に腰掛けてながら畳の間やリビングダイニングにいる人との会話も楽しめる。

9.母の間はトップライトで明るさを取り入れた。母の間は寝室でもあるためトップライトから光が穏やかになるよう天井部分を東西に凹ませ下部に木製ルーバーを設置し、照明器具も組込んだ。またこの部分には東側壁に換気用のルーバー窓も配した。

  • Detail1.【木の温もり溢れる玄関ポーチ】

    • 【木の温もり溢れる玄関ポーチ】

    玄関ポーチ部分は木で作り、屋根部分はアクリルにし明るさを取り入れています。

  • Detail2.【至福のバスタイム】

    • 【至福のバスタイム】
    • 【至福のバスタイム】
    • 【至福のバスタイム】

    入浴を楽しんでいる暮らしと聞き、昼間でも気持ちよく感じられるように明るさを取り入れた浴室にしています。 無垢の木(サワラ)で仕上げた壁、天井。高い天井とトップライトは至福のバスタイムをもたらします。 脱衣室との引戸は建具屋さん手づくり。水に濡れ易い浴室付近の床は、タイル仕上げとしました。

  • Detail3.【便利な裏動線】

    • 【便利な裏動線】

    母の間から納戸、脱衣室、浴室へとつながる裏動線は暮らしやすさをもたらします。写真は納戸から洗面脱衣、浴室を見通したところ。

  • Detail4.【小さな風の道】

    • 【小さな風の道】

    母の間と納戸を仕切る建具は上部に開閉可能な欄間を設けました。母の間と納戸にはルーバー窓を設けてあり、ここで生まれる小さな風通しも、この欄間であれば妨げることはありません。家に、住む人にとって風通しは大切な要素です。

  • Detail5.【小さな風の道】

    • 【小さな風の道】

    2階個室引戸の鍵。遊びにいらっしゃるお孫さんがまだ小さいため、いたずら防止のため高めの位置に取付けました。

見取り図

間取り

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