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2024年08月22日

赤ちゃんにも優しい蚊取り線香

カテゴリー :家づくりを考える

どこからともなく家の中に侵入して来る蚊。就寝時に耳元でぷ~んと羽音が聞こえたりすると気になって眠れなくなりますね。みなさんのお宅では、どんな蚊取り器を使っていますか?

◆殺虫剤の成分に注意
一般的に販売されている蚊取り線香などの殺虫成分はピレスロイドという化学化合物です。ピレスロイドは、哺乳類にはほとんど害が無いと言われていますが、自然界に存在するものではなく、化学化合物であることは確かです。過剰に摂取すると吐き気やめまい、しびれなどの症状が出る場合があるとも報告されています。特に体の小さなお子さんには避けたい原料ですね。

家づくりと同様、虫よけも自然素材が安心。そこでおすすめなのが、天然素材で作られた蚊取り線香です。除虫菊から抽出された天然成分「ピレトリン」で虫除けする蚊取り線香を選んではいかがでしょう。

◆使い方にも、ひと工夫
天然素材でつくられた蚊取り線香は身体に優しいとはいえ、煙を吸うことは避けたいものです。蚊取り線香を使用する際は、あらかじめ有効成分をお部屋に充満させ、人が部屋にいる間は使用を止めるのがおすすめです。人がいる部屋で使う場合は、換気をするようにしましょう。

◆電子タイプは臭いもなくて安心?
電子タイプの蚊取り器(シートやリキッドタイプ)も普及しています。今の時期、どこのドラッグストアやスーパーでも販売していますね。煙が出なくて火の危険性がないので、手軽に使用できると人気。

しかし、一般的な蚊取り線香と同じく、ピレスロイドが含まれている上に、臭いや煙がないので、閉めきった部屋で長時間使用してしまう傾向にあります。臭いや煙がなくても、殺虫剤が部屋の中に充満しています。臭いや煙がないことは、かえって危険とも言えますね。


家づくりでも、健康や安全を意識することが一つのポイントかもしれません。蚊取り器のように、家の中で使うアイテムにも自然素材や健康に配慮したものを取り入れることで、住む人にとって安心感を与えてくれるかもしれません。例えば、家の建材や塗料を選ぶ際に、無害で自然由来の素材を使うという選択肢も考えられます。最近では、エコで健康に優しい建材が増えており、住まいが環境にも配慮されることが一般的になりつつあります。

また、虫対策を意識した設計をすることで、家の中に蚊が入りにくくすることもできるかもしれません。窓や網戸の配置、換気のしやすさを考慮することで、より快適な生活環境を作る手助けになるかもしれません。家づくりは、見た目や機能性だけでなく、健康面や環境への配慮を少し意識してみることで、より良い住まいになるかもしれませんね。

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