窓の庇(ひさし)は不要なの?
カテゴリー :家づくりを考えるシャープなデザインやボックス型の住宅が最近、流行しています。スタイリッシュな見た目が魅力的ですが、窓に庇がない家が増えていることに気づかれましたか?
一見モダンで美しいフォルムですが、日本の気候に合った実用性を考えると、庇はやはり必要だと感じることが多いです。
庇のない窓のリスクとは?
夏の強い日差しや雨の多い気候に対応できるかが心配です。たとえば、庇のない窓では以下のようなリスクがあります。
- 夏の強い日差しを遮れないため、室温が上昇しやすく、冷房費が増加。
- 窓を開けている時の突然の雨で室内に雨が入り込む。
- 雨水がサッシを汚し、その汚れが白い外壁を汚してしまう。
特に、四季があり雨の多い日本では、庇の重要性は見逃せません。
庇のメリット:快適な生活とメンテナンスの軽減
窓の方角や大きさに合わせた庇を設けることで、日々の住み心地や将来のメンテナンスを改善できます。
たとえば、庇があると以下のメリットがあります。
- 夏の日差しを効果的に遮ることで、室内温度を抑え、冷房費を減らせます。
- 突然の雨から窓やサッシを守ることで、室内への雨の侵入を防ぎ、外壁の汚れも軽減します。
- 10年後、20年後の外壁や窓のメンテナンスを少なくできるため、長期的なコスト削減にもつながります。
まとめ:雨の多い日本の気候に即した庇の設置をおすすめします
注文住宅を検討中の方には、スタイリッシュさだけでなく、住み心地とメンテナンス性を兼ね備えた家づくりをおすすめします。
日本の気候を考えると、庇は日除け、防雨、外壁の汚れ防止に大きな効果を発揮します。デザインと機能性を兼ね備えた住まいで、長く快適に暮らせる家を目指しましょう。
庇を後付けできることもできます。外壁に穴をあける作業となりますので信頼できる工務店にご相談ください。