家づくりの要望書~欲しいのは器ではなく心地よい暮らし
カテゴリー :家づくりを考える私たちは設計に着手する前、今のライフスタイルやこれからどんな暮らしをしたいかを伺う様にしています。ここでは、以前O様から頂いた家に対するご要望書をご紹介します。
家づくりの要望書(一部抜粋)
- 家族全員が心地よいと感じながら時間を共有する事ができる空間。
- 家族それぞれの生活に良い影響を与えてくれる空間。
- 家族全員が守られて安心してそこに居ることが出来る空間。
- 次の世代まで引き継ぐことができる安全で健全な空間。
- そこで暮らす人と共に成長を続けていく空間。
- 作り手の丁寧な仕事に感謝し続けることができる空間。
このご要望をお聞きした時、とても素敵な考え方だと思いました。そして、このような想いを持つお客様に当社を選んでいただいたことをとても光栄にも感じました。
家は器ではない
著名な思想家が「家とは、住むための道具ではなく、そこに住んだ人々の人生や考え方が織り込まれている時空間である。」と家の本質について述べています。
「家」に「人」が加わり「住まい」となり、「住まい」に「時」が加わり「暮らし」となります。家は器ではなく、舞台であり、時空間だと思うのです。
だからこそ、そこに住む人がどんな価値観を持ち、どんな理想を持ち、どんな暮らしを望んでいるか、それを共有していくことが、その時間が、とても大切。
家族の人数や個室の数や広さをお聞きしただけでは、住む人に本当の意味でフィットする家づくりはできないと思うのです。
家づくりへの私たちの想い
建て主様の理想をカタチにするするため、私たちはお一人おひとりのご要望に耳を傾け、ご予算や様々な条件下の中でベストな家づくりを一緒に進めていければと願っています。
住む人が心地よく、安全に、そして次の世代に引き継ぐことができる家を目指して。